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メンバーインタビュー

田中勇冴|営業1年目でトップ。でも「客」だったFUBARの方が面白かった

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大学時代にイベンターとして100人の組織を作り、光通信系のコーバルでは1年目で営業トップ。順風満帆に見えたキャリアの先で、田中勇冴が選んだのは「自分がお客さんとして見ていた会社」だった。福島出身、父に人脈を繋いでもらった少年が、FUBARでAI自動化の最前線に立つまで。


第1章|福島から東京へ——イベンターで100人の組織を作った大学時代

父が繋いでくれた人脈

田中勇冴の実家は福島にある。

大学に入ってすぐ、イベンター——IT専門の人材紹介として動き始めた。狙ったのは、リクルートや大手がやらないニッチな市場。地方の中小企業と、IT系の学生を繋ぐ仕事だ。

「福島が実家で、お父さんにいろんな人を繋いでもらって。じゃあやろうって始めたんですよ」

父親の人脈を起点に、地方企業と学生のマッチングイベントを企画していった。割と調子が良かった。100人ぐらいの組織になり、売上も上がった。大学生にしては、十分すぎる成功体験だ。

コロナで一変した景色

ただ、その調子の良さは長くは続かなかった。

「コロナで地方の企業さんが『学生、怖いから』って採用を控え始めて。一気にきつくなりました」

100人の組織を率いていた景色が、数ヶ月で一変する。地方企業は対面での採用活動を次々に中止し、イベントの開催自体が不可能になった。積み上げてきたものが、自分の力ではどうにもならない外部要因で崩れていく。

この経験は、田中に「環境が変わっても生き残れるスキル」への渇望を植えつけた。100人の組織を作る力はある。でも、それだけでは足りない。個人としての武器——営業力、数字を作る力——が必要だと痛感した。

「100人の組織を作った。でもコロナで全部吹き飛んだ。環境に依存しない、自分自身の武器が必要だと思った」

田中 勇冴

第2章|コーバルでの修行——コピー機を700万で売る世界

光通信系、最前線の営業

コロナでイベント事業が立ち行かなくなったタイミングで、いろいろな縁があった。その中で田中が選んだのが、コーバルという会社だった。

「コーバルって、光通信の前身の会社なんですけど。コピー機を700万とかで売る、結構大変な会社です」

光通信系の営業は、業界でも「ハードワーク」の代名詞だ。飛び込み営業、テレアポ、数字のプレッシャー。甘い環境ではない。でも田中は、そこに飛び込んだ。

「個人の武器」が欲しかった。100人の組織を作る経験はある。でも、一人で数字を作れるか? その証明が必要だった。

1年目で営業トップ

結果は、1年目で営業成績トップだった。

大学時代の組織運営で培ったコミュニケーション力が活きた。700万のコピー機を売るというのは、商品の説明だけでは成立しない。クライアントの課題を掘り下げ、投資対効果を数字で示し、決裁者を納得させる——コンサルティングに近い営業だ。

「大学時代のイベント経験が活きたのか、売り方のコツみたいなのが掴めたんですよね。結局、数字の話ができるかどうかなんですよ」

コーバルでの1年間は、田中にとって「自分は一人でも数字を作れる」という自信を得た時期だった。ただ同時に、「この先ずっとここか?」という問いも湧き上がっていた。

「1年目で営業トップを取った。でも同時に、『この先ずっとコピー機を売り続けるのか?』という問いが出てきた」

田中 勇冴

第3章|FUBARとの出会い——「客」から「仲間」へ

FUBARはコーバルの「お客さん」だった

田中がFUBARと出会ったのは、コーバルの営業マンとしてだった。

「1年目で営業してる時、FUBARがお客さんだったんですよ」

営業先として訪問し、齋藤たちの仕事を間近で見た。LINEマーケティングという領域で、200社のクライアントを抱え、泥臭くも確実に成果を出し続けている。同年代の若い経営者が、数字と仕組みで事業を回している。

営業トップの座にいながら、田中の視線はいつの間にか「売る側」から「この会社で働いたら」に変わっていた。

「この会社の方が面白い」

コーバルで結果を出して、数字を作れる自信はついた。でも、コピー機の営業を5年、10年と続けた先に何があるか。その絵が見えなかった。

一方でFUBARは、LINEマーケティングという成長市場で、AIを武器にしながら、少数精鋭で大きく動いている。何よりチームの雰囲気が良かった。同い年の齋藤が率いるフラットな組織で、メンバー一人ひとりの裁量が大きい。

「営業1年目でトップを取った会社を辞めるのは勇気がいった。でも、FUBARの方が面白そうだって思っちゃったんですよね。後悔はしてないです」

「客」から「仲間」へ。田中のFUBARでのキャリアは、こうして始まった。

「FUBARがお客さんだった。1年目で営業トップを取ったけど、この会社の方が面白そうだなって思っちゃったんですよね」

田中 勇冴

第4章|今の仕事——「これが完成したらマジでやることない」

LINE配信AI自動化プロジェクトのリーダー

FUBARに入った田中は、PM(プロジェクトマネージャー)として複数のクライアントを担当している。楽楽転職、ルピナス、医療法人、テレトークスなど、月予算144万円のポートフォリオを回す。

だが、田中の真骨頂は別のところにある。LINE配信のAI自動化プロジェクトだ。

田中が設計しているのは、こういうパイプラインだ:

  1. AIがライティングを自動生成
  2. 画像生成AI(Roboart/ナナバナ等)がバナーを自動生成
  3. テンプレートに差し込んでスプレッドシートに格納
  4. Lステップにコピペするだけの状態にする

「これが完成したらマジでやることないんですよ。もっと言ったら、頭を使うのは結局こっち側——戦略を考えるのはPMの仕事だから。ライティングの調整とかの作業は、いらなくなる。本当に」

本質を突く目

田中の強みは、本質を見抜く目だ。PM会議でも、表面的な議論に流されない。

「あんまり本質的じゃないじゃん、それ。ライティングで差分をつけた結果、あまり変わんないじゃん、結局。なぜならバナーしか見られてないから、ほとんど」

配信文のA/Bテストに時間をかけるより、バナーのクリエイティブを改善した方がCTRに直結する。こういう本質的な判断を、データに基づいて即座にできるのが田中の強さだ。

外注先の仕事がAIのポン出しレベルだった時も、遠慮なく指摘する。「え、まだ構築者いるの?って思ったんだけど。LCP触れるでしょって」。AI時代に人間がやるべき仕事とそうでない仕事を、明確に切り分けている。

英語でHubSpotのMTGもリードする

田中のスキルの幅は広い。HubSpotの英語MTGでは、技術的な質問をリードしている。CRM・マーケティングオートメーションへの理解が深く、API連携やデータフローの設計まで踏み込んだ議論ができる。

イベンターで100人を束ねたコミュニケーション力、コーバルで磨いた営業力、そしてAI・テクノロジーへの深い理解。この掛け算が、田中をFUBARの中核人材にしている。

「これが完成したらマジでやることない。AIがライティングを書き、バナーを作り、テンプレに差し込む。人間がやるのは戦略だけ。それが、僕の作りたい世界」

田中 勇冴

第5章|FUBARの空気——率直で、フラットで、本気

田中に「FUBARの文化を一言で?」と聞くと、こう返ってきた。

「率直。遠慮がない。でもそれは仲が悪いんじゃなくて、全員が同じ方向を向いてるから言える」

PM会議での田中は、タスクの遅れを認める時も素直だ。齋藤から「3ヶ月前から言ってるけど、なんで進まないの?」と指摘されても、「はい。ちょっとまだできてないです。します。すいません」とストレートに返す。言い訳をしない。

逆に、齋藤に対しても遠慮なく意見を言う。「逆にお願いしたいんですけど」とAI実装を依頼するなど、代表と対等に議論できる関係性がある。

「平均年齢26〜27歳のチームで、敬語とタメ口が混在してる。それがFUBARの空気。上下じゃなくて、専門性で補完し合う関係」

田中は現在、メンバーの翼をPMに育成する構想も持っている。「翼をPMにしたとしても、3〜4案件ぐらいPMとしてもディレクター業務もできる状態にする」。自分だけが抱えるのではなく、次の世代を育てることで組織を強くしていく発想が、田中にはある。


第6章|これから——自分の名前で勝負できる人間になりたい

田中に「これからの目標は?」と聞くと、シンプルな答えが返ってきた。

「自分の名前で勝負できる人間になりたい」

イベンターで100人の組織を作った経験。コーバルで泥臭く営業した経験。FUBARでAI自動化の最前線に立っている経験。全部が今に繋がっている。

「200社のクライアントと向き合って、本気で成果を出し続ける。LINE配信のAI自動化を完成させて、作業者ゼロの世界を作る。その経験と実績が、いずれ自分の名刺になる」

FUBARという環境で、LINEマーケ × 営業 × AI × コンサル——スキルの掛け算を重ねることで、市場価値は指数関数的に上がっていく。田中はそれを、身をもって証明しようとしている。

「イベンターで100人、コーバルで営業トップ、FUBARでAI自動化。全部が今に繋がってる。最終的には、田中勇冴という名前だけで勝負できる人間になりたい」

田中 勇冴 — 事業責任者 / PM

メッセージ|未来の仲間へ

「FUBARは、正直きついこともある。でもそのきつさは、自分が成長してる証拠なんですよね。コーバルで700万のコピー機を売ってた時もきつかった。でもあの経験があるから今がある。FUBARでのきつさも、3年後に必ず武器になる」

「結局、本質的じゃないことに時間を使うのが一番もったいない。FUBARは本質しかやらない会社。AIで作業を自動化して、人間は戦略と意思決定に集中する。そういう環境で、一緒に武器を磨きたい人と働きたいですね」


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