「LINE公式アカウントの使い方がわからない」「設定画面を開いたけど、何から手を付ければいいのか…」──こう感じている方、認識合ってますかね?
実は、LINE公式アカウントの基本操作は3つの柱しかありません。「メッセージ配信」「チャット応対」「顧客管理」です。この3つを押さえれば、個人事業主でも初日から運用を始められます。ちなみに、弊社FUBARが支援した200社の中でも、初回の設定で9割がつまづくのは「何を最初に設定すべきか」という優先順位の問題だったんですよね。
この記事では、LINE公式アカウントを今から始める方に向けて、最短ルートの使い方を齋藤が解説します。
結論から言うと——LINE公式アカウントの使い方は3ステップ
- Step1:アカウント開設と基本情報の入力(20分)
業種・営業時間・プロフィール画像の設定まで完了させる - Step2:初回メッセージ(あいさつメッセージ)の設定(15分)
友だち追加直後に自動送信されるメッセージで、自己紹介と次の行動を示す - Step3:配信またはチャットで顧客と接点を作る(継続)
定期配信で情報提供し、個別チャットで質問対応や予約受付を行う
LINE公式アカウントとは?個人LINEとの決定的な違い
LINE公式アカウントは、企業や店舗が顧客と1対多でコミュニケーションできる公式ツールです。個人のLINEアカウントとは別物で、ビジネス向けに設計された管理画面から運用します。
個人LINEとの主な違い
| 項目 | 個人LINE | LINE公式アカウント |
|---|---|---|
| 配信対象 | 1対1のトーク | 友だち全員に一斉配信可 |
| メッセージ数 | 無制限 | 月200通まで無料(フリープラン) |
| 分析機能 | なし | 開封率・クリック率を可視化 |
| 自動応答 | なし | AIチャット・キーワード応答が可能 |
| 利用規約 | 個人利用 | 商用利用が公式に認められている |
個人LINEで顧客対応をしていると、アカウント停止のリスクがあります。LINE公式アカウントなら、規約に沿ってビジネス利用できるため、まずはこちらを作るのが正解です。
ちなみに、料金は月200通まで無料(2026年4月時点)。小規模事業者なら、初期費用をかけずに始められるんですよね。最新の料金体系はLINE公式サイトで確認しておいてください。
【実践手順】LINE公式アカウントの基本的な使い方(3ステップ)
ここからは、開設から初回配信までの最短ルートを解説します。難しく考えず、1つずつ進めれば大丈夫です。
STEP 1 アカウント開設と基本情報の入力(20分)
1-1. LINE公式アカウント開設ページにアクセス
検索エンジンで「LINE公式アカウント 開設」と検索し、公式サイトから「アカウント開設」ボタンをクリック。個人のLINEアカウントでログインします。
1-2. アカウント名・業種を設定
- アカウント名:店舗名・サービス名をそのまま入力(変更は後からでも可能)
- 業種:選択肢から最も近い業種を選ぶ(例:小売、飲食、教育、サービス業 など)
- 大業種・小業種の組み合わせで統計データの精度が上がるため、できるだけ正確に選びましょう
1-3. プロフィール情報の充実
管理画面にログイン後、以下を入力します。
- プロフィール画像:正方形(1:1)推奨。ロゴや店舗外観がベスト
- ステータスメッセージ:40文字以内で業種や強みを一言で(例:「渋谷駅3分のパーソナルジム。初回体験無料」)
- 営業時間・住所・電話番号:地域ビジネスなら必須。ユーザーが「場所」タブで確認します
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STEP 2 あいさつメッセージの設定(15分)
あいさつメッセージとは、友だち追加された瞬間に自動で届く初回メッセージのこと。ここで第一印象が決まります。
2-1. 管理画面で「あいさつメッセージ」を選択
左メニュー「チャット」→「あいさつメッセージ」→「作成」をクリック。
2-2. メッセージの構成例
以下の3要素を100〜150文字にまとめます。
- 感謝と自己紹介
「ご登録ありがとうございます!〇〇(店舗名)です」 - 提供できる価値
「LINE限定クーポンや新メニュー情報をお届けします」 - 次のアクション
「まずはこちらのクーポンをご利用ください → [URL]」
2-3. クーポンやリッチメニュー設置のリンクを追加
テキストだけでなく、クーポンやカードタイプメッセージ(画像+リンク)を組み合わせると反応率が上がります。ちなみに、FUBARが支援したパーソナルジムでは、あいさつメッセージにクーポンを挿入したところ、初回体験予約率が35%→44%に改善した事例があります。
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STEP 3 配信またはチャットで顧客と接点を作る(継続)
設定が完了したら、実際に顧客とコミュニケーションを始めます。
3-1. メッセージ配信(1対多)
管理画面「メッセージ配信」から、友だち全員に情報を届けます。
- 配信頻度:週1〜2回が目安(月200通以内に収める)
- 配信内容例:新商品、キャンペーン、営業時間変更、ブログ記事、クーポン
- 配信時間:ターゲット層がスマホを見る時間帯(12時台、19〜21時が一般的)
3-2. チャット対応(1対1)
個別に届いた質問や予約リクエストには、管理画面「チャット」から返信します。通常のLINEトークと同じ感覚で使えます。
ちなみに、自動応答(キーワード返信)を設定しておくと、よくある質問に24時間対応できるため、人件費削減にもつながるんですよね。
つまづきポイントとよくある誤解
初心者がハマりやすい罠を5つ紹介します。
ポイント1 「とりあえず友だちを増やす」だけでは意味がない
友だち数を増やすことに注力しすぎて、追加後の配信やチャット対応を怠るケースが多いです。重要なのは「友だち追加後に何を届けるか」。まずはあいさつメッセージとリッチメニュー(常時表示メニュー)を整えましょう。
ポイント2 配信しすぎてブロックされる
無料枠が月200通だからといって、毎日配信するのは逆効果。ユーザーはブロックします。週1〜2回、価値ある情報に絞る方が開封率は高まります。
ポイント3 プロフィール情報が空欄のまま
営業時間や住所、電話番号を入力していないと、ユーザーが「どこの店?」と不安になってブロックします。たった5分の入力で信頼度が上がるため、たいてい埋めてください。
ポイント4 「AI応答メッセージ」をONにしたまま放置
LINE公式アカウントには、AI応答メッセージ(簡易自動返信)機能がありますが、精度は高くありません。誤った返答をすることがあるため、初期設定ではOFFにしておき、必要に応じて手動で応答する方が安全です。
ポイント5 画像サイズが合わず表示が崩れる
プロフィール画像は正方形(1:1)、リッチメニュー画像は指定サイズ(例:2500×1686px)が推奨されています。サイズを間違えると、文字が切れたり画質が荒くなったりするため、Canvaなどの無料ツールで事前に調整しましょう。
FUBARが200社で見てきた成功パターン
弊社FUBARは、これまで200社以上のLINE公式アカウント運用を支援してきました。その中で「初月から成果が出た」事例を2つ紹介します。
事例1——パーソナルジム──あいさつメッセージ改善で体験予約率44%に
導入前は、あいさつメッセージが「ありがとうございます!」のみで、次のアクションが不明瞭でした。そこで、
- 初回体験クーポンを挿入
- 予約フォームへのリンクを明記
- リッチメニューでメニュー・料金・予約ボタンを常時表示
この3つの改善を実施したところ、体験予約率が35%→44%に向上。友だち追加直後の導線設計が、成約率を左右するんですよね。
事例2——人材紹介会社──チャット自動化で面談単価が半減
従来は電話・メールで面談予約を受けていましたが、LINE公式アカウントに予約ボタン付きリッチメニューと自動リマインド配信を導入。結果、
- 面談予約までの工数が3往復→1往復に短縮
- スタッフの対応コストが半減
- 面談設定率は変わらず、むしろユーザー満足度が向上
この事例では、L3(育成)とL4(成約)の間の摩擦を減らすことで、LTV(顧客生涯価値)の向上にも寄与しました。
まとめ——LINE公式アカウントは「設定→配信→改善」の3サイクル
LINE公式アカウントの使い方は、以下の3ステップで完結します。
- 基本情報を埋める(プロフィール、あいさつメッセージ)
- 配信またはチャットで顧客と接点を作る
- 反応を見て改善する(開封率・クリック率を管理画面で確認)
最初から十分を目指す必要はありません。まずはアカウントを開設し、あいさつメッセージを1通設定する。それだけで、顧客との新しい接点が生まれます。
ちなみに、FUBARでは「LINE公式アカウントの初期設定チェックリスト」を公式LINEで配布中です。何から始めればいいか迷ったら、ぜひ登録してみてください。
