LINE公式アカウントで友だちの名前を呼んだメッセージを自動配信したい、クーポンを自動で配りたい、予約フォームを作りたい──そんなとき「エルメ(L Message)」というツールの名前を聞いたことありませんか?認識合ってますかね、LINE公式アカウントだけだと自動化できないことが多いんですよね。この記事では、エルメの基本的な使い方を初心者向けにまとめました。「何から始めたらいいの?」という方でも、読み終わる頃には最初の一歩を踏み出せるようになります。
結論から言うと——エルメで最初にやるべき3つ
- エルメとLINE公式アカウントを連携する(5分で完了)
- 「シナリオ配信」で友だち登録後の自動メッセージを設定する
- 「タグ付け」で友だちを分類し、興味に合った配信を行う
まずはこの3つを押さえておけば、エルメの基本機能の8割は使いこなせます。ちなみに、エルメ自体は月額無料プランから始められるので、試しに触ってみるハードルはかなり低いです(2026年4月時点。最新の料金は公式サイトで確認してください)。
エルメ(L Message)とは?LINEの「できない」を補うツール
エルメは、LINE公式アカウントを拡張するサードパーティ製のツールです。LINE公式アカウント単体だと、こんな不便が出てきます。
- 友だち登録後に「自動で段階的にメッセージを送る」機能がない
- 友だち一人ひとりの名前や属性を使って配信できない
- 回答フォームやアンケート機能が物足りない
- 詳細な行動分析(誰がどのメッセージを開いたか等)ができない
エルメを導入すると、これらの機能が一気に使えるようになります。たとえば「初回登録の翌日にクーポン配信、3日後に使い方解説を送る」といったステップ配信(シナリオ配信)や、「予約フォーム・アンケート・診断コンテンツ」などをLINE内で完結させることができます。
ちなみに、エルメは国産ツールなので管理画面がすべて日本語。海外製のチャットボットツールより直感的に使えるのが強みです。
エルメを使い始める5ステップ
STEP 1: LINE公式アカウントを先に作る
エルメを使うには、まずLINE公式アカウントが必要です。まだ持っていない場合は、LINE for Businessから無料で作成できます。アカウント名・業種・プロフィール画像などを設定しておきましょう。
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STEP 2: エルメのアカウントを作成
エルメ公式サイトにアクセスし、「無料で始める」ボタンから会員登録を行います。メールアドレスとパスワードを入力するだけで完了します。登録後、管理画面にログインできるようになります。
STEP 3: LINE公式アカウントとエルメを連携
エルメ管理画面の「アカウント連携」メニューから、先ほど作成したLINE公式アカウントを選択します。LINE側でエルメの利用を許可すると、自動で連携が完了します。この時点で、エルメの機能がLINE公式アカウントに反映されるようになります。
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STEP 4: 友だち追加時のあいさつメッセージを設定
連携が完了したら、最初に設定したいのがあいさつメッセージです。エルメでは、友だち登録直後に自動で送るメッセージをカスタマイズできます。たとえば「登録ありがとうございます!まずは〇〇をご覧ください」といった導線を作ります。
エルメ管理画面の「シナリオ」メニューから「新規作成」を選び、配信タイミングを「友だち追加直後」に設定。メッセージ本文を入力して保存すれば完了です。
STEP 5: テスト配信で動作確認
設定が終わったら、たいてい自分のLINEアカウントで友だち追加してテストしましょう。あいさつメッセージが届くか、リンクが正しく動くか、誤字がないかをチェックします。ちなみに、テスト配信は何度やっても無料なので、納得いくまで調整してOKです。
よくある初心者の誤解とつまづきポイント
誤解1: エルメだけでLINE配信ができる
エルメはLINE公式アカウントの拡張ツールです。LINE公式アカウントを先に作っておかないと使えません。両方セットで考えてください。
誤解2: 無料プランだとほぼ何もできない
エルメの無料プランでも、友だち1,000人までの基本機能(シナリオ配信・タグ付け・リッチメニュー等)はたいてい使えます(プラン内容は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認してください)。最初から有料プランに入る必要はありません。
誤解3: 設定すればすぐに売上が上がる
エルメはあくまで「配信の自動化・効率化」ツールです。配信する内容(オファー・文章・タイミング)が弱ければ、いくら自動化しても成果は出ません。シナリオ設計やメッセージの質を磨く努力は別途必要です。
つまづきポイント1: シナリオが複雑すぎて迷子になる
「あれもこれも自動化したい」と思って、いきなり複雑なシナリオを組むと迷子になります。まずは「友だち追加→翌日にクーポン配信」だけのシンプルな流れを作り、動作確認してから機能を足していくのがおすすめです。
つまづきポイント2: タグ付けのルールが曖昧
友だちに「興味あり」「購入済み」などのタグを付けて配信を分けるのがエルメの強みですが、タグ付けのルールを決めずに使うとカオスになります。最初に「どんな行動をしたらどのタグを付けるか」を紙に書いて整理しておきましょう。
FUBARが200社で見てきたエルメ活用の成功パターン
FUBARでは、これまで200社以上のLINE公式アカウント運用を支援してきました。その中でエルメを活用して成果を出している企業には、共通するパターンがあります。
事例1: フィットネスジムの自動予約フォーム
あるフィットネスジムでは、LINE公式アカウントで体験予約を受け付けていましたが、スタッフが手動で対応していたため予約率が35%で止まっていました。エルメで予約フォームを作成し、友だち登録直後に自動で案内する仕組みに変更したところ、予約率が44%まで向上しました。
ポイントは「リスト化→育成→成約」の流れを自動化したことです。登録直後にクーポンを配り(リスト化)、翌日に施設紹介動画を送り(育成)、3日後に予約フォームを出す(成約)というシナリオを組みました。これはFUBARが提唱する5Lフレームワーク(L1集客/L2リスト化/L3育成/L4成約/L5LTV)の「L2→L3→L4」を自動化した形です。
事例2: 人材紹介会社の初回面談コスト削減
人材紹介会社では、求職者との初回面談をLINEで調整していましたが、日程調整のやり取りに時間がかかり、1件あたりの対応コストが高止まりしていました。エルメのカレンダー連携機能を使って、求職者が空き枠を選んで自動予約できる仕組みを導入した結果、面談設定の工数が半減しました。
ここでも「タグ付け」が活躍しています。面談予約済みの人には「予約済み」タグを付けることで、不要な配信を止めています。
エルメを使いこなすために押さえておきたい5つの機能
1. シナリオ配信(ステップ配信)
友だち登録後、1日目・3日目・7日目…と段階的にメッセージを送る機能です。商品やサービスを理解してもらうための育成に使います。
2. タグ付け
友だちに「興味あり」「購入済み」「未購入」などのラベルを付ける機能です。タグごとに配信内容を変えられるため、無駄な配信を減らし、開封率を上げられます。
3. リッチメニュー
LINEのトーク画面下部に表示されるボタンメニューです。エルメでは複数パターンを作り、タグや条件で出し分けることができます。
4. フォーム・アンケート機能
予約フォームやアンケートをLINE内で完結させられます。外部サイトに飛ばす必要がないため、離脱率が下がります。
5. リマインド配信
予約日の前日や当日にリマインドメッセージを自動で送る機能です。無断キャンセルを減らす効果があります。
まとめ——まずは無料プランでシナリオ配信を1つ作ってみる
エルメは、LINE公式アカウントを「ただの配信ツール」から「自動化された育成システム」に変えてくれるツールです。最初から全機能を使いこなす必要はありません。まずは以下の流れで始めてみてください。
- LINE公式アカウントとエルメを連携する
- 友だち追加後のあいさつメッセージを1つ作る
- テスト配信で動作を確認する
ここまでできたら、次は「翌日にクーポン配信」のシナリオを1つ追加してみましょう。動き始めてからが本当のスタートです。
次のアクション: FUBARの公式LINEでは、エルメを含むLINE運用の最新ノウハウを定期配信しています。実際の設定画面のキャプチャや、業種別の成功事例も見られるので、気になる方は下記から登録してみてください。