LINE公式アカウントと「エルメ(L Message/Lステップ)」の接続、初めてだと「どこから手を付ければいいの?」って思いますよね。認識合ってますかね? 公式LINEだけでも配信はできるんですが、ステップ配信や細かいセグメント分けをしようとすると、どうしても外部ツールが必要になるんですよね。
この記事では、エルメを使ったことがない方でも迷わず接続できるよう、実際の画面キャプチャの流れに沿って手順を解説します。FUBAR代表の齋藤が200社以上のLINE運用を支援してきた中で、初心者がつまづきやすいポイントも併せてお伝えしますね。
結論——エルメ接続で押さえるべき3ステップ
まず結論から言うと、エルメとLINE公式アカウントの接続は以下の流れで進めます:
- LINE公式アカウントのMessaging APIを有効化(公式管理画面で操作)
- エルメ側でアカウント登録し、Channel IDとChannel Secretを入力
- Webhook URLをLINE側に貼り付けて接続完了(テスト配信で確認)
慣れた人なら10分程度、初めてでも30分あればほぼ完了します。ちなみに、接続後は公式LINEの管理画面とエルメの管理画面を両方使い分けることになるので、その役割分担も後半で触れますね。
エルメ(L Message)とは?接続するメリット
エルメ(L Message)は、LINE公式アカウントの機能を大幅に拡張できる外部ツールです。公式アカウント単体でもメッセージ配信はできますが、エルメを繋ぐと以下のような高度な施策が可能になります。
公式LINEだけではできないこと
- ステップ配信:登録日から「3日後に商品案内」「7日後にクーポン」など自動シナリオ
- タグ管理:「セミナー参加者」「商品A購入済み」など細かくセグメント分け
- リマインド配信:予約日の前日に自動でメッセージ送信
- 流入経路の計測:InstagramとGoogle広告、どちらから登録が多いか一目で分かる
公式LINEの標準機能だと、全員一斉配信か「友だち追加時のあいさつメッセージ」くらいしか自動化できないんですよね。エルメを接続すると、CRM(顧客管理)に近い運用が可能になります。
FUBARが支援した事例で見る効果
たとえばフィットネスジムの事例では、エルメでステップ配信を組んで「体験予約率が35%→44%」に向上しました。流入元ごとにメッセージ内容を変えたり、リマインド配信で無断キャンセルを減らしたりといった施策が効いたんです。
人材系の企業では、面談予約までの育成フローをエルメで自動化し、1件あたりの獲得コストが従来の半分まで下がったケースもあります。これらはすべて「接続して、シナリオを組んで、データを見ながら改善」という地道なサイクルの結果なんですよね。
エルメ接続の具体的手順(STEP 1〜4)
ここからは実際の画面操作を順番に見ていきます。初めての方は、LINE公式アカウントとエルメの両方の管理画面を別タブで開いておくとスムーズです。
STEP 1 LINE公式アカウントでMessaging APIを有効化
- LINE Official Account Managerにログイン
- 該当アカウントを選択 → 「設定」→「Messaging API」タブへ
- 「Messaging APIを利用する」ボタンをクリック(初回のみ表示)
- プロバイダー選択画面が出たら、新規作成または既存プロバイダーを選ぶ
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ちなみに、Messaging APIを有効にすると公式の自動応答メッセージ機能が使えなくなります。エルメ側でシナリオを組むので問題ありませんが、既存の自動応答を使っている場合は事前にエルメへ移行する準備をしておきましょう。
STEP 2 Channel IDとChannel Secretをコピー
Messaging API設定画面の下部に、以下の情報が表示されています:
- Channel ID(数字の羅列)
- Channel Secret(英数字の文字列。「表示」ボタンを押すと見える)
この2つをメモ帳などにコピーしておきます。後でエルメ側に貼り付けるので、ブラウザのタブを閉じないようにしてください。
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STEP 3 エルメでアカウント登録&接続設定
- エルメ公式サイト(https://l-m.jp/)から新規登録
- 登録完了後、ダッシュボード右上の「アカウント追加」をクリック
- 「LINE公式アカウントと連携」を選択
- STEP 2でコピーしたChannel IDとChannel Secretを入力して保存
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保存すると、エルメ側でWebhook URLが自動生成されます。このURLをコピーしてください(次のSTEPで使います)。
STEP 4 Webhook URLをLINE側に設定
再びLINE Official Account Managerに戻ります。
- Messaging API設定画面の「Webhook URL」欄に、エルメで生成されたURLを貼り付け
- 「更新」ボタンを押す
- 「Webhookの利用」をオンに切り替える
- 「検証」ボタンを押して「成功」と表示されればOK
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これで接続完了です。念のため、エルメのダッシュボードに戻って「接続ステータス:正常」と表示されているか確認しましょう。
初心者がつまづきやすいポイント3選
FUBARのサポート窓口で多いのが以下の3つです。
1. プロバイダー選択で迷う
Messaging API有効化の際、「プロバイダー」を作成または選択する画面が出ます。これは複数のLINEアカウントをまとめて管理するためのフォルダみたいなものです。初回なら「新規作成」で任意の名前を付ければ大丈夫。既存のプロバイダーがある場合はそちらを選んでも問題ありません。
2. Webhook検証が失敗する
「検証」ボタンを押して「失敗」と出る場合、以下を確認してください:
- Webhook URLの最後に余計なスペースや改行が入っていないか
- エルメ側で「接続中」のステータスになっているか
- LINE側で「Webhookの利用」がオンになっているか
大半はコピペミスなので、URLを再度コピーし直すとたいてい解決します。
3. 応答メッセージが重複する
接続後にテスト配信すると、同じメッセージが2通届くことがあります。これは公式LINEの「応答メッセージ」機能が残っているためです。LINE Official Account Managerの「応答設定」で「応答メッセージ」をオフにし、エルメ側のシナリオだけを使うように切り替えましょう。
FUBARが200社で見てきた成功パターン
接続が完了したら、次は「何を配信するか」の設計フェーズに入ります。ここで意識したいのが、弊社が提唱する5Lフレームワークです:
| フェーズ | 役割 | エルメでできること |
|---|---|---|
| L1 集客 | 友だちを増やす | 流入経路ごとにタグ付け(Instagram/広告/店頭など) |
| L2 リスト化 | 属性情報を取得 | アンケート機能で興味関心をセグメント |
| L3 育成 | 信頼関係を築く | ステップ配信で段階的に情報提供 |
| L4 成約 | 購入・予約を促す | リマインド配信で取りこぼし防止 |
| L5 LTV | リピート・紹介 | 購入者限定クーポンや友だち紹介キャンペーン |
たとえば整体院なら、L1で「Instagram経由」タグを付け、L2でアンケートを送って「肩こり/腰痛」を分類し、L3で悩み別のコンテンツを自動配信、L4で予約リンクを送る…という流れが組めます。
エルメを接続しただけでは成果は出ません。この5段階のどこにボトルネックがあるかをデータで見て、シナリオを改善していくサイクルが大事なんですよね。
接続後にやるべき初期設定チェックリスト
接続が完了したら、以下の設定を済ませておくと運用がスムーズです:
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あいさつメッセージ(ウェルカムメッセージ)の作成
友だち追加直後に送る1通目。自己紹介+次のアクション(アンケートなど)を明記 -
タグの設計
流入元・興味関心・購入ステータスなど、最低3〜5個のタグを用意 -
ステップ配信シナリオの骨組み
1日目・3日目・7日目…とメッセージ内容をざっくり決める -
リッチメニューの作成
予約・問い合わせ・メニュー確認などのボタンを配置 -
アクセス権限の整理
複数人で運用する場合、エルメとLINE Official Account Manager両方の権限設定を確認
初期設定を丁寧にやっておくと、後からシナリオを追加する際も迷いにくくなります。
まとめ——接続は通過点、ここからが本番
エルメとLINE公式アカウントの接続自体は、手順通りに進めればほぼ誰でもできます。Messaging API有効化→Channel情報コピー→Webhook設定、というシンプルな流れです。
ただし、接続後の「何を配信するか」「どう改善するか」が成果を分ける分水嶺なんですよね。まずは友だち追加時のあいさつメッセージと、3〜5通のステップ配信を組んでみてください。データを見ながら「どのメッセージで離脱が多いか」を確認し、少しずつ改善していくサイクルが大事です。
FUBARでは、接続後の運用設計や改善サポートも行っています。公式LINEに登録いただくと、5Lフレームワークの詳細資料や、業種別のシナリオテンプレートを無料で受け取れますので、よければ活用してみてください。
